表面処理設備、純水装置、排水処理装置、排ガス処理装置、各設備とのシステム管理まで総合エンジニアリング会社です。

地球温暖化の深刻さは誰もが認識する様になってまいりました。
そして日々の生活の中にもその考え方が浸透し、小さな努力を積み上げる意識が芽生える様になってまいりました。
弊社もこの見逃す事ができない現実を真摯に受け止め、CO2削減に積極的に取組む事と致しました。
我が国のガラス繊維強化プラスチック（GFRP）は、米国に次いで世界第2位の生産量を誇っておりますが、反面産業廃棄物としても年間４２万トンを排出しております。GFRPはリサイクルには不向きでCO2排出の元となる焼却処分が中心となり、同時に加工、粉砕時のガラス粉末飛散は安全衛生上の問題として以前より指摘されておりました。
私たちは「カーボンニュートラル」をキーワードとして、従来の強化プラスチック製品に代えた環境対応型製品の企画・開発に以前より取組んでまいりました。
この度弊社が取り扱う「植物繊維」と「バイオマス由来樹脂」によるRFRP(Plant Fiber Reinforced Plastic)製品は、従来のGFRPとほぼ同等の強度を有するとともに、重量比では30％軽減する事ができ、地球にも（産業廃棄物）人にも（安全衛生上）やさしい製品として従来FRP成型品に置き換わるものと確信しており、その普及を積極的に推進致します。